ベネツィアでパスタを奢ってもらった話 | イタリア

E7D_3600

水の都、ベネツィア。世界的に有名な観光地なので、行かないわけにはいきません。ボローニャ駅から快速列車で2時間、玄関口であるベネツィア・サンタ・ルチア駅に到着しました。ホームの向かい側には高速列車の.italo(イタロ)が停車していました。日本にお持ち帰りしたいくらい大好きです。

E7D_3610

もともと物価の高いベネツィア。ハイシーズンともなると安宿を見つけるのが大変です。なんとか数日前に確保できたのがボロボロのホステル。一泊27ユーロに市税3ユーロ、さらにシーツ代6ユーロというとんでもない料金でした。そしてシャワーは水だけ、キッチンは故障中、オーナー不在というびっくり宿。そういえばレビューの「WORST(最悪)」評価が異常なくらい多かったっけ。うん、納得。でも安宿はここしかありませんでした。恐ろしいぞ、ベネツィア。

IMG_0460

そんなとんでもホステルのチェックインの時、日本人らしき人の姿が見えました。声をかけてみると、やっぱり日本人。彼の名は「健太」と言いました。本当は自転車でイタリア一周するつもりだったのに、渡航一週間前に自転車を盗まれて、ローマからクロアチアやスロベニアを経由してベネツィアにやってきたそうです。もうこの時点でおもしろい臭いしかしません。

「クロアチアで何したんですか?」と聞くと、
「釣り」という答えが返ってきました。

「いやーもともと釣り好きでねー。なんか釣りしたくなったんだよねー。んで、現地で竿買っちゃったー」という自由人。わー、こういう人大好きです。もう社会人の彼ですが、旅に目覚めて、休暇をつくっては世界を旅しています。英語はあまり話せないので「なんとなく」で旅をしています。もちろんいつもノープラン。それゆえトラブルだらけの旅でもあるんだそう。

IMG_0458

ちょうどこの年20歳を迎えた僕。意気投合して話していると「ことし二十歳になったんだ!そっか!じゃあ祝い酒や!!」といって夕食をご馳走していただけることになりました。そのお言葉に甘えて、レストランでスパゲティ・ボンゴレ・ビアンコとお肉とワインをお腹いっぱい食べさせてもらいました。しあわせ。

そんな彼はベネツィアからボローニャに行くため、駅へ。ひまだったのでお見送りに行ってきました。ホームにつくと「あれ?ボローニャ行くときってどの列車乗ればいいの?」と一言いい、停車している列車に乗車。ドアが閉まりました。あとで届いたメールには「なんか違う駅ついた」と書かれていました。最後の最後まで期待を裏切りません。素敵な出会いでした。

It\'s only fair to share...Share on Facebook0Share on Google+0Tweet about this on TwitterEmail this to someone