シウダ・ロドリーゴの闘牛祭り

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毎年2月、スペイン西部のシウダ・ロドリーゴ(Ciudad Rodrigo)という街で「闘牛祭り(Carnaval del Toro)」が開催されます。2016年は2月5日から9日までの5日にわたって行われます。そのうち6日の様子をお届けします。

 

シウダ・ロドリーゴ

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シウダ・ロドリーゴはサラマンカ県の西部、ポルトガルとの国境近くにある小さな街です。旧市街は城壁に囲まれていて、むかしは城壁の上に大砲がずらりと並んでいたそうです。シウダ・ロドリーゴまではサラマンカからエル・ピラール社(El Pilar)のバスが1~3時間に1本ほど出ています。運賃は片道7ユーロほどで、所要時間は1時間10分。

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そんな街はこの時期になると闘牛場と化します。普段はバルのテラス席が並ぶ中央広場「プラサ・マジョール」には特設の闘牛場がつくられます。

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城壁外の道路には鉄製の柵が設けられます。そう、ここを牛が全力疾走するんです。朝は人の少なかった街も、プログラムの始まる30分前になると柵の中も外も人で溢れかえっていました。

 

牛さんふれあいタイム♪

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午前11時「Toro del Antruejo」という名の牛さんとのふれあいタイムが始まりました。ふれあいといっても、牧場にあるようなかわいいものではなくて、半分命がけのもの。鋭い角をもった牛4頭が全力疾走で会場へやってきます。そして男たちが牛を追いかけたり、追いかけられたり、闘牛ごっこをしたりします。でもこれ、賞金などがあるわけでもなく、ただ自己満足でやっているだけです。何が楽しいのか分かりませんが、続々と柵の中へ人が入っていきます。

牛といえども、僕たち日本人が知っているのんびりしたのとは大違いです。何百キロという巨体が宙に浮きながら襲い掛かってきます。毎年けが人が出るそうですが、今年もあわや、と思う瞬間がありました。

 

牛追い

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午後1時になると人気の牛追い(encierro)が始まります。ちなみにスペインの昼食は14時頃なので、15時頃までは「午前」という扱いです。これを一目見ようとルート沿いの道路には人、人!人!!

日本語では「牛追い」と訳されますが意味的には「囲い込み」です。もとはというと牛追いは郊外の牛舎にいる牡牛を闘牛場まで移動させるのが目的でした。

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仮装をしている人もたくさんいて、カメラを持っているとすぐに「おれたちの写真も撮って!!」と声をかけられます。中にはこんな可愛らしい動物さんまでいました。

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午後1時になると鐘の音が鳴り響いて牛追いが始まります。牛はものすごいスピードで走ってきて、あっという間に遠くへ行ってしまいます。この日の牛追いはこれでおしまい。あっという間に終わってしまいますが、盛り上がりは最高です。

 

お祭りムード

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14時になるとしばらくの休憩。街の中心には楽器隊の音楽が響いて、それに合わせて踊る人でいっぱい。もともとお酒をよく飲む国民ですが、お祭りになるとその勢いは止まりません。お店からは次々とビール瓶が出ていきます。

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こんな時に車を止めておこうものならあっという間にテーブルになってしまいますが、そういうのお構いなしなのがスペインらしいところ。

このあと、いよいよメインの闘牛が始まりました。続きは「シウダ・ロドリーゴの闘牛祭り part.2 」にて。


お役立ちリンク

・闘牛カーニバル公式サイト(スペイン語):http://carnavaldeltoro.es/2016/
・El Pilar(バス会社):http://www.elpilar-arribesbus.com/[:]

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