春のスペインは黄色に包まれて | スペイン

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春。茶褐色に塗られた風景に草花が色を添えていく季節です。オランダではチューリップの赤、フランスではラベンダーの紫。ヨーロッパ各地で、ひとつの一色で塗られた美しい風景を見ることができます。スペイン内陸部は緑の少ない乾燥地帯で、一年の大半は大地が茶褐色で覆われています。しかし、この時期の短いあいだ、黄色の世界へと変わるのです。

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咲いているのは、日本でも馴染のある黄色い菜の花。油をとるために育てられています。カスティージャ・イ・レオン州のサラマンカ県~バジャドリード県にかけての地域を走ると、次々と黄色で埋め尽くされた農地が見えてきます。規模は小さいものもあれば、丘一面の大きなものまで。ひとたび大きなところに入れば、見渡す限りの黄色の世界。どこまで歩いてもその景色が続いているような気がするのです。

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菜の花畑のなかには、小さな虫が住んでいます。ミツバチはブンブンと、モンシロチョウはひらひらと飛んでいます。あまい蜜の香に誘われるのは虫だけじゃありません。自分までその匂いにつられてどんどん奥へ進んでしまうのです。大好きな絵本の世界。そのなかに入り込んでしまったようで、時間を忘れてたのしさに浸っていたのでした。

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