ポルトの街を歩けば | ポルトガル

porto01

ポルトガル第二の都市、ポルト。ヨーロッパ屈指の人気観光都市で、世界的に有名なポートワインがこの街から送り出されます。ポルトの魅力はその街並みと料理。大航海時代の繁栄ぶりがうかがえる建築と、海で獲れた新鮮な魚を使った料理、そしてワインを楽しめばポルトに惚れてしまうこと間違いありません。ヨーロッパ生活最後のお出かけは、そんな街へ。

porto02

porto03

porto04

porto05

porto06

ポルトの古い街並みは急な坂に沿って広がっていて、何度も往復するのは一苦労。でも、ぐねぐねと曲がる細い路地を歩くのは楽しいものです。街にはいくつか展望台があって、オレンジの屋根を見渡すことができます。そのどこから見てもきれいな街並み。でも、お気に入りは丘を下りて、川を渡ったところ。ここから見るポルトの街並みはあまりに有名ですが、それほど美しいということです。岸に沿って芝生とベンチがあります。ちょっと歩き疲れたらここで休憩。

porto09

porto10

そして、対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区にはワイン業者が連なっています。むかしはこれらの会社が上流のドウロ地方で買い付けたワインを運んできて、この場所でブレンド、熟成していたとか。それもあって、川にはワインの輸送船が係留されています。さすがにいまは船で運ぶことはないそうですが。ワインセラーでは試飲もできるので、お口に合うワインを探してみては。

porto10-2

でも、やっぱりワイン好きの方は、ワイナリー見学に行きたいですよね。そういう方のために、見学ツアーが用意されているようです。

porto10-3

さて、こちらの立派な橋はドン・ルイス一世橋という名の二層構造の橋。下は歩行者と自動車用。上は歩行者とメトロ用になっています。設計したのはエッフェル塔を設計したエッフェル。の弟子、だとか。1886年完成で、当時の国王ルイス一世の名を取っています。

porto11

porto11-2

ポルトの街できれいなところはたくさんありますが、やっぱり賑わっているのが川辺のこのあたり。レストランやカフェのほかに、マーケットが並びます。ポルトガルもスペインとおなじく、生活の時間が遅いようで、昼食を食べるのは14時すぎ。それより前は観光客の時間。ちょうど時間がずれているので、お店にとっても、お客にとってもありがたいのかもしれません。

porto14

川から急な斜面をのぼったところにあるのが街の中心。ショッピングはここで。世界的な観光地ということもあって、オフシーズンの平日でもこの賑わい。もちろん、観光客だけでなくて、地元の人もたくさんいます。ヨーロッパのいいところは、みんな外に出ているところ。日本と比べて居住区が密集していることもあって、街が小さいのです。だから街を歩けばかならず知り合いに出会うし、徒歩で移動ができるのでついつい歩きたくなるんですよね。

porto15

大きくてにぎやかな通りもいいですが、生活感あふれる裏通りも魅力的。

porto16

porto18

porto17

porto19

ほかのヨーロッパの街とおなじく、中心部でも交通量は少なめ。大きな街ではあるけれど、ゆっくりとしたラテン時間が流れていて、自分には心地がいいのです。そういえばポルトガル、パン屋さんが少ないのです。スペインもパン屋さんは多くはありませんが、ポルトガルはさらに少ない。代わりに多いのが、ケーキ屋さん。朝食にクロワッサンを食べようと思ってカフェへ入ると、ケースにはずらりと甘そうなケーキやお菓子が並んでいるのです。さすが海洋国家だっただけあって、お砂糖には困らなかったのでしょうね。スペインのケーキはどこで食べてもおいしくないものがほとんどですが、ポルトガルの甘いものは美味しかったように思います。

porto20-2

青いタイルの印象的な教会。このタイルは「アズレージョ」といって、ポルトガル各地でみられる典型的なもの。その多くは宗教や歴史的な物語が描かれていて、教会のみならず駅や一般の住宅でも見られます。お土産屋さんにはタイルが売られていて、インテリアやコースターなどに使えそう。

porto25

porto26

porto27

夕焼けというのは、どの街で見ても美しいものですが、オレンジ屋根の連なるポルトの夕焼けもまた美しいものです。おなじイベリア半島でも時差のあるポルトガル。スペインやフランスより1時間早く、午後9時の日没。

porto28

ポルトの夕焼けを見るなら、ドン・ルイス一世橋をわったところにある広場からがおすすめ。屋根のオレンジは見えなくなりますが、かわりに大西洋のずっと先まで染まっているような赤い空、それから街を灯すオレンジの照明がみえるのです。

porto29

ポルトは1日もあれば観光できる街。それに住みたくなるような街でもありません。でも、不思議な魅力があって、また来たくなってしまうところ。なにより食べ物がおいしいのです。来てよかった街でした。

It\'s only fair to share...Share on Facebook0Share on Google+0Tweet about this on TwitterEmail this to someone