マテーラの洞窟住居 | イタリア

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イタリア共和国バジリカータ州にある都市マテーラ。ここは世界遺産「マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園」で知られています。街には「サッシ」と呼ばれる洞窟住居があり、新石器時代から人々が住んでいるといいます。しかし、かつては陸の孤島とも呼ばれるほど交通の便が悪く、孤立した街でした。また、イタリア最貧の街と呼ばれたこともあるほど、貧しい街でした。やがて人の姿は消え、サッシも廃墟となりましたが、文化的価値を見なおされ、再び住居や飲食店などとして活用されるようになってきています。このページでは、そんなマテーラをご紹介。

 

洞窟住居群

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駅から案内に従って住居群へ向かうと、広場と観光案内所が見えます。その近くには住居群を一望できる展望スポットがあるのですが、突然視界が開けて飛び込んでくる景色に驚愕。正直に言うと、写真で見る限り、さほど期待はしていませんでしたが、実際に見ると感動でした。

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そんな街の中は坂だらけ。歩くのは大変ですが、街の不思議な雰囲気に吸い込まれそうになります。地図は観光案内所でもらえますが、あまりに道が入り組んでいて役にたちません。でも大丈夫。教会の塔が目印になって、よほどの方向音痴で無い限り迷いません。

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街のすぐ横は人工物など一切ない、自然が広がります。この街もかつては崖。それを切り開き、掘って、住居にしたのです。重機などない古代に、岩を掘るのが過酷な作業であることは言うまでもありません。

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さて、洞窟内が気になるところですが、いくつかのレストランやホテル、博物館などで見ることができます。博物館では1950年代の暮らしの様子を見ることができますが、想像以上に「洞窟」でした。撮影NGと言われたので、ご自分の目で確かめてみてください!

マテーラは知名度は低い上にアクセスが良いとも言えませんが、訪れる価値はある場所でした。まだ観光客は多いとは言えませんが、逆に人が少ない今こそチャンスかもしれません。

 

マテーラへのアクセス

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マテーラへの観光の拠点は、プッリャ州の州都バーリになります。バーリへの行き方はいくつかありますが、おすすめはローマからナポリを経由して高速鉄道とバスで行く方法。まずは、ローマからナポリまでトレニタリアやイタロを利用して行きます。そこから駅前のバスのりばから高速バスでバーリへ向かいます。ナポリからバーリまでの所要時間は3時間、料金は20ユーロほど。

バーリに着いたら、私鉄の「Ferrovie Appulo Lucane(FAL)線」でマテーラへ向かいます。駅は、バーリ中央駅を背にして、左側奥にある黄色の建物。少しわかりにくいですが、一階が切符売場とトイレ(無料)で、二階がホームです。

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有人の切符売場もありますが、自動券売機もあります。タッチパネルで「マテーラ中央(Matera Centrale)」を選択。

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運賃は片道4.8ユーロ。

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ホームへ入る時は、改札機を通らなければなりません。切符にあるQRコードを、読み取り機にかざせばOK。

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車両は底床で、静音、ピカピカ。こう言うと失礼ですが、本当にイタリアなのかと思うほど快適です。

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マテーラへ向けて出発し、市街を抜けるとずっとこんな風景。

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1時間半ほどでマテーラに到着。停車駅のアナウンスがありますが、心配な方は「地下の駅」と覚えておけばOKです。

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